栄養士実力認定試験とは?
栄養士実力認定試験とは?
栄養士実力認定試験は、栄養士・管理栄養士の養成学校に通う学生または卒業生が、自分の実力を知るための認定試験で、受験すると認定された内容を履歴書に書くことができ、科目ごとの実力の把握と不足している部分を就職までの期間に補うことが可能になる認定試験です。
実力認定試験というだけあり、まさに栄養士・管理栄養士としての実力を図ることができますが、受験した方がメリットが大きくなるため多くの対象者から注目を集めています。
対象となる方は、栄養士・管理栄養士の養成施設に通う方の中で、最終学年の栄養士資格取得見込み者、4年制養成施設の方は3年でも受験可能、また養成施設の卒業生で栄養士・管理栄養士の資格を持っている方です。
すでに就職している方も対象となり、下限はあるものの上限がないといった感じの認定試験です。
出題科目は、14種類の科目別問題に加えて、総合力問題も出題されています。
出題形式は、5択で、問題数は85問、およそ2時間にわたる試験となっています。
結果は3段階で評価され、認定証A、B、Cとなり、認定証Aは栄養士として優れている、Cは不十分といった評価になります。
栄養士実力認定試験の活用法
栄養士実力認定試験の結果は、学生なら就活に有利になり、不足している能力を勉強しなおすことができ、すでに働いている方は、実力の見直し、スキルアップのきっかけ、全体の知識のレベルアップなどの効果から、昇給や昇進のチャンスを招くといえます。
こうした試験結果をうまく活用するには、認定証Aを取得することが必要で、しっかりとAを取得するには満遍なく知識を蓄えることが必要なため、参考までに管理栄養士国家試験の問題解説集などを利用して勉強をおさらいすることもおすすめです。
この結果が企業にとっては、人材の質を見極めることにもつながるため、向上心のある人、十分な知識がある方と判断する材料になります。