在学中の生活
不況にも強い“栄養士”という資格
学校や企業といった場所だけでなく、病院等の医療現場や介護施設でも必要とされている人材の“栄養士”は、3年間の実務経験を経る事で管理栄養士となる試験を受ける資格を得る事が出来ます。
管理栄養士になればさらに多くの場所で働く事が出来るようになるため、管理栄養士の資格は世の中の不況に左右されない資格として知られています。
管理栄養士になるにしても、まずは栄養士の資格を得て実際に栄養士として働く必要があります。
その栄養士になるための養成施設では、一体どういった生活を送る事となるのでしょうか？
理論と実践を学ぶ
栄養士とは、読んで字の如く、栄養に関するエキスパートですので、様々な栄養素のもたらす効果や摂取方法などを正確に知る必要があります。
それらを体系的にまとめた物が「栄養学」で、栄養士が必ず身に付けなくてはいけない知識となっています。
栄養士を養成する専門の施設では、この栄養学を身に付けるためのカリキュラムが必ず設けられています。
栄養士は栄養学を学ぶだけではなく、それを駆使した実践方法も身に付ける必要があります。
その実践方法も様々な実習を通じて身に付け、さらには食品衛生学や公衆栄養学なども同時に学ぶのです。
進化して行く学習内容
栄養学を始めとした理論と、それを駆使した実践方法を様々な実習で身に付ける事が栄養士養成施設で送る基本的な生活ですが、最近ではコンピューター学習を取り入れて、よりハイレベルな知識を学んでいる所もあります。
さらに、栄養士として自立して働くための勉強として、経営学をカリキュラムに取り入れている養成施設もありますので、ゆくゆくは独立した栄養士として社会に出たいと考えている人は、そういった施設で学ぶと良いかと思います。
