栄養士や管理栄養士が病院やクリニックで働くときの仕事内容は?
仕事をする対象の方は?
栄養士や管理栄養士が病院やクリニックで働く場合、入院患者さんが対象になることが多いです。
入院している要因を人それぞれであり、長期期間に渡ってサポートしていく必要も出てきます。
主に、病院内での食事のサポートになるのではないでしょうか。
何かしらの病気で入院されている方も多いため、栄養管理は不可欠です。
また、外来患者さんにも対応することがあります。医師の指示をもとに栄養指導をすることになるでしょう。
糖尿病や高血圧など、食生活の改善が必要になっていることも多く、栄養士や管理栄養士が存在が欠かせません。
待遇はどうなの?
どのような仕事をするにしても、待遇は気になるところでしょう。
勤務先によって異なりますが、基本給に関しては、新人が15万円程度、ベテランが30万円程度です。
これに、家族手当、住宅手当、資格手当などが加算され、税金が天引きされた金額が手取りになります。
賞与に関しても、勤務先によって異なりますが、3ヶ月分ぐらいではないでしょうか。
正社員として雇用されているのであれば、有給休暇、退職金制度、産休育休制度などの福利厚生も充実しています。
今後も働き方改革により、さらに働きやすい環境づくりが構築されることになるでしょう。
栄養士は交代制も?
勤務する時間帯はどのようになっているのか気になるところでしょう。
栄養管理士に関しては、栄養管理や栄養指導を行いますので、日勤のみで対応できます。
基本的には、9時から18時となっていますので、通常通りの生活がしやすいのではないでしょうか。
栄養士に関しては、給食管理を行うことになりますので、食事をする時間に合わせる必要があります。
そのため、早番と遅番に分かれて働くことが多いです。
早番が6時から15時まで、遅番が10時から19時までという形を採用しており、交代制に対応する必要があります。
最初は慣れない部分もありますが、時間の経過とともに慣れてくるでしょう。