公認スポーツ栄養士
公認スポーツ栄養士とは、どんな資格ですか?
スポーツ選手の栄養・食事に関する自己管理能力をサポートする専門家。
スポーツ界では、栄養サポートに関するニーズが高まりを見せています。
競技団体・トレーナー・コーチ・監督・アスリートなどスポーツの現場から栄養教育や食生活のコントロールまでサポートを希望する方々が増えているのです。
決して日本代表などトップアスリートだけではありません。
ジュニア層や健康増進を目的とした一般の方々まで多様な層のニーズが拡大しているのです。
団体の中では監督・コーチ・トレーナーなど各専門分野のスタッフと連携して栄養面から専門的なサポートが必要になります。
公認スポーツ栄養士は、このようなニーズに応える専門家です。
公益社団法人日本栄養士会および公益財団法人日本体育協会の共同認定による資格になっているのです。
公認スポーツ栄養士の勤務先で一番多いのはどこですか?
大学・短大・専門学校などの研究教育機関が多いですね。
統計によりますと約4分の1がここに勤務しています。
続いて、フリーランス・受託給食会社・病院や診療所・都道府県・保健所・市町村保健センターの行政になります。
これ以外に、スポーツチームに直接契約している人もいます。
都道府県のスポーツ協会や食品メーカーや保育園から高校・介護施設・レストランと勤務先は広範囲です。
公認スポーツ栄養士の活動内容とは?
選手やチームへの講習会やセミナーが多いですね。
80パーセントの有資格者がこの活動をしています。
それ以外には、選手のご家族や調理担当者を対象にした講習会やセミナーが続きます。
これは50パーセントの方々が活動しています。
栄養相談やカウンセリング・食事調査・身体組成の測定なども注目されます。
練習・トレーニングと連動した栄養補給・行動計画の作成など、多くのところで活躍をされています。